~新撰組~『時を超えた少女の恋』
皆の質問に答えていると土方がまたいらないことを言ってきた。




「俺はまだこいつが未来から来たことを信じちゃぁいねぇ。」




土方がそんなこと言うからまた静まり返ってしまった。




「歳。まだ信用しないのか??」




近藤さんがすぐ私のフォローに入った。




なのに土方はそんな気遣いも虚しく言葉をつづけた。




「俺は自分の目で見たことしか信じねぇ主義なんだよ。」




私は信じてもらえないことが少し悲しくなった。




別に信じてもらえなくても良いと思っていた自分は何処に行ったのかと問いたくなる。




・・・。




・・・。




あッ!!












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