~新撰組~『時を超えた少女の恋』
「美夜さん??何で近藤さんの部屋に??」




私は意味ありげに笑った。




『土方に渡した句集は偽物です。』




そう、私が土方に渡したのはただの本。




本物は私が持っている。




「美夜君と総司…また歳で遊んでるのかい??」




近藤さんが聞いてきた。




私たちは元気よく返事をした。




「二人は仲が良いんだね~」




近藤さんは優しく言った。




そこへ土方が入ってきた。




私たち家族は近藤さんの後ろに行った。






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