~新撰組~『時を超えた少女の恋』

サヨナラ…そして、ありがとう。

私たちは河原に来た。




私は内心喜んでた。




だって、総司との約束を守れたから。




「美夜さん座りましょうか。」




私たちは河原に座った。




「良い天気ですね。」




『そうだね。』




私たちは暫く黙ったまま川を眺めていた。




「美夜さんが元気になってくれて良かった。」




そう言った総司の声は少し震えていた。







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