~新撰組~『時を超えた少女の恋』
その後も沖田さんは色々な着物を持ってきて見せてくれた。




最終的に買ったのは6着。




最初に持ってきた着物と、桃色の可愛らしい着物、その他諸々。




『こんなに買わなくても…。』




私と沖田さんは呉服屋で口論をしていた。




私は3着と言い、沖田さんが10着と言ったのだ。




勿論負けたのは私。




でも、10は多いと私が言ったからまだ6着ですんだのだ。




「美夜さん。以外と頑固なんですね。」




『沖田さんには負けますけど?』




私たちは笑いながら屯所に帰った。






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