2つの恋
「お腹空いたな
リビングおりよッッ」
そういいながら私は階段をおりる
『ッッ………だから、なんで!!今さら…』
遠くから父親の声がした
なんだろ…
会社のことかな?
『……わかった…
明日…また電話する』
そういって父は携帯を閉じた
「…どうしたの?会社?」
そう言うと父は戸惑った顔で
『あぁ…』
といった
明らかに何かしら隠してる顔だった
「そうなんだ…頑張ってね」
『ありがとう』
そう言うと父は自分の部屋へ戻って行った