ケミカル

それから少しして病院の屋上から飛び降りて自ら命をたった




もう僕の生きる気力がなくなった。
自分に残された選択は、死 死しかなかった


そして、死のうとした日1通の手紙が、きた
開けてみると、なにか書いてある


理沙からの手紙だった
震える手で、書かれた理沙の手紙


「お兄ちゃんごめんね
私のせいで苦しんでるよね
私のぶんまで生きて本当にごめんなさい」

僕は、生きる事にした。
生きなきゃ駄目になった。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop