2番目に好きな人

『3−A』

教室に入ると座席表で
先輩の名前を探す。

大崎 大翔(オオサキ ヒロト)

「あった!」

窓際の1番後ろの席。

先輩の机にそっと触れてから
椅子をずらして
手紙を机の中に入れた。


全ては、
ここから始まったんだ。



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