‡ツンデレラとオタクさま‡
ガラッと扉を開けると、やっぱり誰も居なくて。
僕は自分の席に座り、下駄箱に入ってた手紙を読む。
今日は5通あった。
その全部がラブレターだった。
僕はみんなが来る前に全部に返事を書いた。
もちろん、内容はごめんなさいで。
僕はみるくちゃん一筋だから。
全部書きおわった所に誰が来た。
「はよ、由太」
「優、おはよ」
挨拶してきた彼は立花 優(タチバナ スグル)。
優も桐谷先輩軍団の1年。
まぁ、僕と優だけしかいないけどね。
優は中学の時からの友達。
僕をあの暗い思い出から助けてくれた親友なんだ。
優に言われて事もあったから、この脱オタルックが出来た。
お陰で桐谷先輩軍団にも優と一緒に入れたし。
本当に感謝してる、自慢の親友。