夜空の星
その時、
「駄目だよ、女将。アリサは今失恋中なんだから」
女将さんの後ろから少年の声。

「なんだ、いたのかい。ペグス」
「元々いたよ、女将。アリサを気にしすぎなんだよ」
「・・・そうかい?」
不満そうに女将さんがペグスに聞く。
「そうだよ」と言って、ペグスは仕事場へ向かおうとした。
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