ただ、隣で。
過去
?Side
僕は ふと思った。
「ねぇ、『あそこ』行こうよ」
「え?うん!いこ~」
『あそこ』は、僕たちのお気に入りの場所。
だけど、行かなかったらよかったんだ。
君が、……。
「わぁ~!見て見て!」
そこには、虹が掛っていて
花もいっぱい咲いていた。
「変わってないよね?
毎回毎回。」
「うん!そぉだね~」
昔の君と、今の君は、
全く別人みたいだ。
____________
「帰ろうか。」
「うん!」
君に言いたいこと、
「ごめんね、ありがとう。
好きだよ。」
僕は、心の中で
そう言った。
「ねぇ、あっちに何かあるよ!」
タッタッ
「……静歌チャン!!―…
ププーーー
ドンッ
静歌チャンを守れてよかった。
僕は、「…っ、泣か、ないで、ね…」
そういった後、意識が遠のき始めた
意識が、切れそうな時、
「イヤァァァ…――」
静歌チャンの、叫び声が聞こえた。
また、僕は君を泣かせるのだろうか。
こんなところ、来なかったらよかった。
君が、悲しむ、から。
?Side END
僕は ふと思った。
「ねぇ、『あそこ』行こうよ」
「え?うん!いこ~」
『あそこ』は、僕たちのお気に入りの場所。
だけど、行かなかったらよかったんだ。
君が、……。
「わぁ~!見て見て!」
そこには、虹が掛っていて
花もいっぱい咲いていた。
「変わってないよね?
毎回毎回。」
「うん!そぉだね~」
昔の君と、今の君は、
全く別人みたいだ。
____________
「帰ろうか。」
「うん!」
君に言いたいこと、
「ごめんね、ありがとう。
好きだよ。」
僕は、心の中で
そう言った。
「ねぇ、あっちに何かあるよ!」
タッタッ
「……静歌チャン!!―…
ププーーー
ドンッ
静歌チャンを守れてよかった。
僕は、「…っ、泣か、ないで、ね…」
そういった後、意識が遠のき始めた
意識が、切れそうな時、
「イヤァァァ…――」
静歌チャンの、叫び声が聞こえた。
また、僕は君を泣かせるのだろうか。
こんなところ、来なかったらよかった。
君が、悲しむ、から。
?Side END