SIGNAL〜under the sky〜
夢中になって殴ってる。
止めないと。
「大雅と悟は煌夜をすぐ病院に連れて行け!!
未来と捺は救護セット持ってきて、悠里を手当て!
あとは待機」
「「「「「はい!!」」」」」
俺は指令を出し、祢桜のところに走った。
「祢桜やめろっ!
コイツもう意識ないから!」
俺は祢桜の両腕を掴んだ。
「放せよ!」
「馬鹿!
こんなことしてる場合じゃねぇだろ!
煌夜危ないんだぞ!!!」
俺の叫びに近い声で言ったら、祢桜が止まった。