SIGNAL〜under the sky〜
「やっぱりか。
んまぁいいわ。
あんたたちが上手くいくの願ってるから」
「ありがとう」
それから7時まで話して、お開きにした。
夜、お風呂上がってからケータイを見ると悠理くんから着信があった。
明日のことだろーな。
♪〜♪〜♪〜
『もしもし?』
「悠理くん?
さっきはごめんね。
お風呂入ってたの」
『別にいいよ。
んで明日のことなんだけど、10時に俺が祢桜ちゃんの家に迎えにいくね』
「えっわざわざいいよ?」
『んーん、俺がしたいの!』
優しいんだな。
「うん、ありがとう」
『いえいえ!
じゃあ明日に備えて俺は寝るな?』
「分かった!
おやすみなさい」
『おやすみ』
ツーッ…ツーッ…ツーッ…
「切れちゃった」
あたしも寝ようかな。