SIGNAL〜under the sky〜
身支度を整え、煌夜のいるリビングに来た。
煌夜はソファーに座ってスポドリ(スポーツドリンク)を飲んでいた。
ちゃっかり、あたしの分まで置いてあった。
「あざーっす」
あたしは、一応礼を言った。
「……………」
相変わらず、シカトされてるけどな。
スポドリを飲んでしまい、煌夜に声を掛けると2人で家を出た。
それは6時30分のことだった。
「今度は、この前みたいなことにならないだろうね?」
この前とは、喧嘩のこと。
あの、煌夜に敵討ちに来た奴らとのね。
あたしは、準備運動をしながら煌夜を睨み尋ねる。