SIGNAL〜under the sky〜

煌夜は、目を瞑りながら言う。


「たぶんな。
絶対とは言い切れねぇ」


あぁん?


「悪いが今日は兄貴を置き去りにして帰るよ。
今日、遊びに行くのに怪我して行きたくないし」


「わーってっよ」


あたしらは、それ以上話すことなく10分くらい準備運動をして、走り出した。


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