SIGNAL〜under the sky〜
あたしは、何故だか悠理くんの頭を撫でていた。
突然のことに、悠理くんはビックリしていた。
「ね、おん、ちゃん……?」
悠理くんは、目をパチパチしながら、あたしを見ていた。
「よしよーしってしたくなっちゃった♪」
「そっか、さんきゅ!」
「悠理くんが元気になったところで、ゲーセン行くぞー!」
「おー!」
やっぱ笑顔が一番だね。
あたしは、笑顔の悠理を見るとつられて笑顔になり、周りの視線が気にならなくなった。