SIGNAL〜under the sky〜
「何すんの?」
「ここで、スティックとか買って、近くの店でカラコン買う」
「そのくらい1人で行けよ」
「嫌だね。
荷物持ち必要だし」
「人使い荒いやつ……」
「知ってる。
ほら、カゴ持て」
「しゃーねぇな」
煌夜さんに、こんな口叩ける年下はいないと想う。
キンパでシルバーカラコンしてるだけでも怖いのに、背もでけぇから余計に怖い。
そんな人に、普通のやつが大口叩くと殺されてしまいそうだ。
「うーん……、これは無理。
これ…も無理。
これは……いい」
煌夜さんは、スティックを色々持って悩んでいる。
そして気に入ったやつを、6本カゴに入れた。