二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
結局、皆でワイワイガヤガヤ。

「よし、一滑り行くか?」

「あたしも行く!!」

雫に着いていこうと思うあたし。

「じゃあ、リフトに乗って行こうぜ?」

「うん!!」




〔雫〕
寒いから、ピンク色に頬を染めている桃。

超可愛い。

「でも、これどうやって降りるの?」

リフトに乗ってる途中、聞いてきた桃。

「桃、知らなくて乗ったのか?」

「うん」

いや・・・

「うん」って言われても・・・

「降りる時が来たら、飛び降りる」

「・・・」

「理解できた?」

「・・・前の人の見る」

「ん、」

そして、いよいよ前の人が降りて俺達の番。

「降りるぞ?」

「うん」

ザッ

何とか、歩いて降りるところを開ける。

「出来た!!」

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