二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
たまに、ごくたまに雫が甘えてくる時はある。

そんな感じ。

「お待たせ」

「うん」

雫が座ったのを、確認してからプレゼントを渡す。

「はい、これ誕生日プレゼント」




〔雫〕
綺麗にラッピングされたのを解いていく。

出てきたのは、クロスのネックレス。

「クリスマスに、ネックレスくれたから」

超、嬉しい!!

思わず俺は、桃を抱きしめた。

ぎゅうっと、しがみついてくる桃が可愛くて小さな唇にキスした。

「んっ・・・んぁっ・・・」

頑張って俺に答えてくれる桃が可愛くて、つい押し倒しちまった。

「あっ・・・ごめん」

「・・・」

「怖い?」

「大丈夫だよ 雫だから・・・」

「マジで・・・?」

「うん」

「痛かったり、嫌だったら言って?」

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