二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
「っ\\\」

「久し振りだけど、やっぱり可愛い桃」

益々赤くなるあたし。

チュッとキスされて、

「いじめたくなっちゃうね」

と、爽やかに言われた。

その爽やかな笑みに、あたしも久し振りにキュンときた。



「ただいま」

「ただいま」

二人で、雫の家に帰ってきた。

「晩ご飯何がいい?」

「ん~、パスタ!!」

「了解」

早速、料理に取り掛かるあたし。

それをじーっと見る雫。

「何?そんなに見られたら、やりにくいよ・・・」

「いや・・手際がいいなっと、思って」

「でも、雫も手際がいいじゃん」

「そんな、楽しそうにはできねぇよ」

「楽しそうにしてるかなぁ・・・」

「ああ」

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