二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
「まぁ、でも料理は嫌いじゃないしね」

「そっか・・・」



「出来たよ!!」

「おっ美味そう」

「いただきます」

「いただきます」

「やっぱり、桃の作る飯が一番美味い!!」

「なら、よかった」

食べ終わって、片づけをして・・・

「雫、お風呂先に、入ってきたら?」

「いいよ 桃が先で」

なんか企んでそうな、雫の顔。

「そう?」

見てみぬフリをして、部屋着を持ってバスルームに行った。




〔雫〕
久しぶりに合った桃に、俺はある事を企んでいた。

バスルームから、聞こえてくる音に聞き耳を立てる。

これは、決して変態なわけじゃない。

ジャバー

ジャバー

チャプン

体を洗い終わって、浸かったところだろうと予想して俺はバスルームに入って、服を脱いで風呂のドアを開けた。

< 95 / 102 >

この作品をシェア

pagetop