人魚姫の唄

なんか、泉はめんどくさいけど

「音楽室に行けば「まだ話終わってないだろ、俺達の運命の出会いについて」

・・・話は部活についてだろうが〜

「はいはい、眠っている泉にキスしたんでしょう、そのキスで運命感じてたんでしょ?」

「聞いてたならいい、取り敢えず音楽室だから忘れるな」

「わかったから」

「じゃあな〜」

泉が手を振りながら自分の席に戻って行った

「いつ、思いだすかな、あいつと俺の王子様」

泉のつぶやきは誰も聞こえない、前世の自分達に囁いた願いだった。
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