残雪

こんなところで話したって、たしかに気持ちは落ち着くかもしれない。

けど、広々としてしっかりゆっくりと話を聞いたほうがいいと思った。

どうせ、学校のほうは自分の親が大怪我をし緊急的に一時帰るってことになっている。

時間はどうでもいい。

ここまできたら今日はとことん付き合おうじゃないかっていうことだ。



「じゃあ、夜景!!!夜景みながら話したい!!」

「夜景かー、どっかよく見えるところがあるといいなぁ。しばらく車はしらせるぞー?」

「うん!。わぁ!楽しみ!!」



そういって、俺たちは夜景がきれいに見えるところに移動した。

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