残雪

「えぇー!そんなことないよ!
すごくおいしいよ!!。ていうかまずいまずいー!っていって食べてる人のほうが損!!おかしい!!」

「理由は?」

「え・・・理由・・・??そうだなぁ・・・。こうやって食べれてるだけでも幸せだから?」

「単純・・・。」

「ひっどい!だって、先生考えても見てよ!?
んー、小学生のときさ!外で遊びまわってすごぉぉおぉおくお腹すいてものすっごぉぉく何かを食べたいっておもってたとします!。目の前に高校生のお兄さんがとぉぉってもおいしそうに肉まんをたべてます。耐えられますか?」

「・・・無理・・・・・・。」

「でしょう!?ほらぁ!!!世界には、なかなか食にもありつけないってよく言うけどさ。でも実感わかないじゃん。そえはそれであぁ、かわいそうだな。大切にしなくちゃなぁって思って終わってしまう・・・。でも、目の前で!目前で!そういうことを考えれば小さな幸せも見つかると思うのよっ!」

「そういうもんなのか・・・?」

「そういうもんなの!!!」

「いってっ!」




まだ納得しないのか!?とでもいうような張り手を背中に食らった。

地味に痛い・・・。

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