好きなんです。両想いになりたいんです。




放課後…


校庭では 部活動をやっている

生徒たち。



練習の声が

やけに響くのは気のせいだろうか





「おまたせ」




え?



振り向いた先には


私の片想い相手。




「あ…」


「勉強やろっか」




えっとどうしよう




「あの…、帰ってもいいよ」



「…?」


「迷惑だろうし…」




これでいいのかな




「迷惑なわけねーだろ」


…―ポンポン




頭に優しい

手が触れた…



そんなことされたら

照れるわけで、

わたしは今

顔が真っ赤だと思う




「どーせ、俺 勉強しねーから」


「嘘だぁ」


「本当だっつーの」


「だってあんな頭いいじゃん」





絶対 勉強しまくってるって


勉強やんないのに

頭いいわけないじゃん
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