雪の降る日に
 



部活の後、俺はこうして呼び出した七瀬とこの部屋で会っていた。

部活が終わった後の方が、人に見られる心配がないと思ったから。


メールで呼び出せば必ずこの部屋に来る七瀬。


すでに5回程七瀬を抱いていて、今日で6回目。




俺が触れても七瀬は抵抗しない。

けれど、最中に必ず涙を流した。


それを見ないフリをして、忘れて、毎回七瀬の体に触れる。

確実に七瀬に溺れてる自分がいた。







< 64 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop