あたしの執事
理想の人 好きな人


時間はすぎ、今日私は学校に帰る。
学校に帰る用意をしていると一本の電話が鳴る……。



♪~♪~♪~♪~♪~♪


凌ちゃんの名前が映し出される携帯。



凌ちゃん……?
何だろう?もしかして……この間の事?
そんなに心配しなくてもいいのに……。やっぱり女の子には優しいんだね(笑)



「もしもし?」
「ココロ?あのさ……お前今日帰るんだっけ?」



ん……?
何で今日帰るの知ってるの?
私……やったっけ?私は頭を回転させて、思い出す……だけど、全然出てこない……。



その前に、凌ちゃんとあれから連絡をとってなかった。なら……誰が?



「ココロ?聞いてるか?」
「えっ!?う……うん。聞いてるよ」
「今日帰るんだろ?だからお別れつ―か……しに行ってもいいか?」
「うん!!」


そんなことしてくれたの、昔も凌ちゃんだけだったんだよ?
凌ちゃん……覚えてるのかな?



さくらに聞いた事がある……。
理想の人と好きな人は違うって……。
確かに……違うのかもね。


凌ちゃんは……理想の男性です(笑)
大輔さんも……ワイルドならいいのに……。


って……大輔さんの裏の顔、全然知らないんだけどね。


< 110 / 127 >

この作品をシェア

pagetop