あたしの執事

だって…大輔さんが心配なんだもん。


見てもらわなくちゃ気がすまない。


いつまでも動かない私を見て大輔さんは私の耳元で呟いた。

「私がもし風邪でココロ様から少しの間でも離れる事になったら…ココロ様の好きなフルコースが食べれませんよ?」


大輔さん…ずるいよ…。
私の大好きな食べ物でつるなんて…。
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