あたしの執事

先をゆっくり歩く大輔さん。


ゆっくり歩いてくれてるのに、遠く見える背中。こんなに近くにいるのに…。

心は遠いままなの?


「ここですココロ様」


大輔さんが指したところには、ガラス張りの半円の形をした建物がたっていた。


地面には、七色に光る電球が埋められていてこんな場所があるなんて、知らなかった。
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