あたしの執事
今日、大変なことが起こった。

ココロ様が熱を出してしまった。
この間は、ココロ様が私を治してくれた…。

だから今日は、ずっとココロ様の傍にいますからね…。


「大輔さん…?」

顔を真っ赤にしながら、私の名前を呼ぶココロ様。
抱き締めたくて、抱き締めたくて仕方無かった。


「大丈夫ですか?ココロ様…」

私の問いかけに頷くココロ様…。
私は、ココロ様の冷えピタを変えた。

微笑むココロ様。
そして…ゆっくり目を閉じて、眠りにつく。私はココロ様の寝ている隣に椅子を置き、座りながら大好きな本を読んだ。


時計を見たら、お昼が近づいていた。
私は、ココロ様が食べやすいような食事を作った。

匂いにつられて、ココロ様は私の傍まで来て、シャツの裾を引っ張ってきた。
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