あたしの執事
大輔さんに見つめられながら…私は目を閉じた…。


私は夢をみた…。


大輔さんと結婚してる夢…。


子供がいて…大輔さんがその子供とキャッチボールをしていた…。


私の腕の中には、赤ちゃんが寝ていた…私は赤ちゃんを抱きながら、大輔さんに夢中だった。


ボールを取った後、私の方を向いてはにかむ大輔さん…。
そんな大輔さんに夢でもドキドキしていた…。


その子供も…大輔さんの真似をして、ボールを取った後に、顔をくしゃくしゃにして、私の方にその顔を向ける。


こんな幸せが…本当にあるといいのに…本気でそう思った。
< 33 / 127 >

この作品をシェア

pagetop