あたしの執事
かわいいっ…本気で思うくらいだった。
でも…あの夢の続きが見たかったな…。
私が落ち込んでると大輔さんは、私のおでこと大輔さんのおでこを合わせた…。
キュン…
耳元で聞こえた…。
「熱は無いみたいですね…ココロ様…いい夢を見ていたのですか?」
「う…ん…」
大輔さんは、私にフルーツポンチを渡してくれた。
「これで許して下さい…」
大輔さん…私…大輔さんの夢を見てたんだよ…?
だから…謝らないで…。
そう言いたかった…。
だけど、胸のドキドキが邪魔をして…私の弱さが邪魔をして…言えなかった。