あたしの執事
夜中、私はトイレに行きたくなって起きた。
時計を見たら、3時を回っていた。
私はお母さんを起こさないように、ゆっくりベッドを出て、トイレに行った。
あれ…?
トイレの電気ついてる…。
誰が入ってるんだろ…。
ガチャ…
トイレの扉が開いて、そこには、大輔さんがいた。
「あ…ココロ様…」
ワインも飲んで、お酒も飲んだ大輔さんはまだ酔っていた。
ちょっとフラついている大輔さん。
「大輔さん…まだ酔って…」
「ココロ…」
へっ!?
大輔さん…今…ココロって言った!?
酔ってるだけだよね!?
「大輔さん!早く寝なくちゃ、酔い覚めないよ!」
大輔さんは私の手を引っ張り、強引に抱き締めた。
「え…」
こ、こここれ…夢!?
やばい…ドキドキ止まんないよ――。
「ココロ…様…」
こんな状況…ありえないでしょ――!
ドキドキが止まらない私に大輔さんはもっとドキドキさせる。
「私…ココロ様が好きです…」
も―無理―!!!
大輔さん、酔うとこうなっちゃうの―!?