あたしの執事
「大輔…さん…」
声も震えちゃうよ―!
大輔さんは目が覚めたらしく、急に体離した。
「す…すいませんっ!」
「う…ううん…」
私はすぐにトイレに入った。
やばいやばいやばい
めっちゃドキドキしてる…。
こんなにドキドキしたの、初めてだった。
ドアを開けたら、大輔さんはまだいた。
もう…またドキドキしちゃうじゃん…。
「ココロ様…私何かココロ様にいいましたか…?」
心配そうな顔をして私に問いかける大輔さん。
やばい…可愛すぎる…。
そんな顔されたら…
「何も…言ってないよ?」
こう言うしか無いでしょ…。
大輔さんは、安心したらしく私におやすみを言って、寝室に行っちゃった。
大輔さんがいなくなってから、鼓動が早くなる。