あたしの執事
コンビニ
「ねぇ、ココロ―?コンビニにプリン買ってきて―♪」
「え―!?何でぇ…」
「いいじゃない―♪あ…生クリームたっプリンね―♪」
生クリームたっプリン…お母さんが大好きなプリンだった。
何でかは分からないけど…。
「ほら、お金渡すから―♪」
そう言って、お母さんは無理矢理、私にお金を渡してきた。
「もう…じゃあ行って来るよ…」
私は嫌々家を出た。
「ココロ様っ!!」
私は声のした限界の方を見た。
「ん…?」
「私も行きます!!」
そう言って大輔さんは、私の隣に走って来た。
「いいよ?大輔さん休んでて…?」
そう言ったけど…少し嬉しかった。
そう言ったけど…着いてきて欲しかった。
「でも…心配ですので」