あたしの執事
遊園地
♪~♪~♪~♪~♪~
携帯から流れる音楽…。
いつの間にか私は寝ていた。
携帯を手に取り、画面を見る…。
着信あり15件
と書かれた画面を見て驚いた。
「15件っ!?」
私は着信履歴を見る。
電話をかけてきてたのは、全部凌ちゃんだった。
私はすぐさま、凌ちゃんに電話をかけ直す。
「もしもし!?」
「あ…ココロ…もしかして寝てた?」
「うん…ごめん…」
「俺こそ…ごめんな…寝てたのに…」
昔と変わらない優しい凌ちゃん…。
昔はそんなところに惚れたんだ…。
「あ…そうだ…明日にでも遊園地行かね…?」
「遊園地!?」
「いや…嫌ならいいんだけどさ…」
嫌なわけない…。
遊園地なんて…行ったことなかったから、すごく嬉しかった。
「行く!!絶対行く!!!」