あたしの執事


私は、明日凌ちゃんと遊園地に行く約束をした。



大輔さんにも怒ってるわけじゃなかったけど…内緒にしてたのが嫌だった…。




♪~♪~♪~♪~♪~♪~


目覚ましで目が覚める…


「ん…起きなくちゃ…」


カーテンを開けまだ暗い空を見た。


まだかすかに星が見えるほどの暗さ。



私は、タンスを開け、コーディネートをする。


白いTシャツに、花柄のスカート。
普通の女子高生のOFFみたいな服だった。



~♪~♪~♪~♪~♪~
携帯が鳴り、私は携帯に手を伸ばした。



「もしもし凌ちゃん?」
「あぁ!用意できたか!?」
朝方なのに大きな声。


凌ちゃん、どんだけ朝に強いの(笑)?



「うん、できたよ~♪」
「じゃあ、ココロんちの門の前にいるから!ゆっくりでいいからなあっ♪」



そう言って凌ちゃんは、切っちゃった。



私はみんなを起こさないようにゆっくり、階段を降りる。



そして…玄関のドアをそっと…閉じた。
< 86 / 127 >

この作品をシェア

pagetop