あたしの執事
私は、明日凌ちゃんと遊園地に行く約束をした。
大輔さんにも怒ってるわけじゃなかったけど…内緒にしてたのが嫌だった…。
♪~♪~♪~♪~♪~♪~
目覚ましで目が覚める…
「ん…起きなくちゃ…」
カーテンを開けまだ暗い空を見た。
まだかすかに星が見えるほどの暗さ。
私は、タンスを開け、コーディネートをする。
白いTシャツに、花柄のスカート。
普通の女子高生のOFFみたいな服だった。
~♪~♪~♪~♪~♪~
携帯が鳴り、私は携帯に手を伸ばした。
「もしもし凌ちゃん?」
「あぁ!用意できたか!?」
朝方なのに大きな声。
凌ちゃん、どんだけ朝に強いの(笑)?
「うん、できたよ~♪」
「じゃあ、ココロんちの門の前にいるから!ゆっくりでいいからなあっ♪」
そう言って凌ちゃんは、切っちゃった。
私はみんなを起こさないようにゆっくり、階段を降りる。
そして…玄関のドアをそっと…閉じた。