彼に恋した夏(方言企画大阪弁編)
俺はひと夏

このおばさんの家に
居候させてもらう事になった。


おばさんと俺の母親は
昔からの親友だそうで

俺は小さい頃に何度かおばさんに会っているらしい。


母とおばさんは今も
連絡を取り合っている。


結婚で大阪を離れた母も
このおばさんと話す時は大阪弁が戻る。


先日も2人は電話をしていた。


そこで
この居候話が持ち上がったらしい…。


うちの両親が
結婚何周記念とかで少し長めの旅行をすることになった。


その間
俺を一人にするのが不安だ…

みたいな話から

じゃあ大阪のおばさんの家に俺を預けよう的な流れになったらしい…


いやいや…

俺もう大学生だし…


めちゃくちゃな流れだけど
母とおばさんが話すと
いつも話が暴走する。


おばさん家には受験生の息子がいるらしく

この春に
某有名大学に受かった俺に家庭教師をしてもらえば一石二鳥やん~!!

とまで話が進んで……



結局、今に至る。



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