彼に恋した夏(方言企画大阪弁編)
『あれ、変態は?』
お箸を持った
太一くんが首を傾げる。
『まだ下りてけえへんねぇ?
いつも1番がっつく子やのに…』
よっこらしょ、と
オバサンが腰を上げて
『小春~ご飯やで~』
と2階に向かって叫ぶ。
トン…トン…トン…
階段から足音がして
小春ちゃんが現れた。
ガタッ
椅子を引いて
無言で座る小春ちゃん。
『なんやねんその陰オーラ…』
太一くんの問いにも
無反応で俯いたままの
小春ちゃん。
俺は気まずい気持ちで
いっぱいだった。
夕飯はそのまま
最後まで気まずかった。
いつも笑って
美味しそうに食べる
小春ちゃんが
2~3口にか
食べなかった。
『ダイエットなら…
しても無駄やで?』
太一くんの言葉にも
言い返さない小春ちゃん。
原因は俺だ―…。
ここまで
落ち込むなんて…。
お箸を持った
太一くんが首を傾げる。
『まだ下りてけえへんねぇ?
いつも1番がっつく子やのに…』
よっこらしょ、と
オバサンが腰を上げて
『小春~ご飯やで~』
と2階に向かって叫ぶ。
トン…トン…トン…
階段から足音がして
小春ちゃんが現れた。
ガタッ
椅子を引いて
無言で座る小春ちゃん。
『なんやねんその陰オーラ…』
太一くんの問いにも
無反応で俯いたままの
小春ちゃん。
俺は気まずい気持ちで
いっぱいだった。
夕飯はそのまま
最後まで気まずかった。
いつも笑って
美味しそうに食べる
小春ちゃんが
2~3口にか
食べなかった。
『ダイエットなら…
しても無駄やで?』
太一くんの言葉にも
言い返さない小春ちゃん。
原因は俺だ―…。
ここまで
落ち込むなんて…。