あの時恋をして

最大の秘密

〔sideそら〕「私なんかしました?」「いいから来て!」ばたむ。人目のない屋上につれてこられた私、どういうこと!?私なんかしましたっけ?「なんですか?」というと中西さんがグイッと押し倒す。え?「な…じょ、冗談はヤメて下さい!」「冗談じゃねぇよ。それより…“俺”の正体が分からねぇのか?」え?「そんなの知りませんよ!初めてここに来たんですから…」「じゃなくて、男なんだよ!分からないのか?」……………「へぇ、男。なんだ男…え、男?男?…男!?」私、何が言いたいの?いや…?????????「お前みたいな奴初めてだ。付き合ってくれ♪」…「はい、どこに?」頭が回らないよ。「お前、天然なんだ?」えと…天然…なんだ?私。「まぁ、いいや。この話はまた今度な!」と、それだけいうと行ってしまった。??????何も分からない私って…







湯船につかりながら考えるのは“あいつ”の事。あいつは私の反応を面白がって言っただけだろう…とそうであってほしいと思う私。お風呂から上がって髪の毛をドライヤーで乾かしていても考えているのはあの事だけ。気狂うなぁ…んーもう考えないようにしよッ!私はやっとの事そう思った。
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