どーるぷりんせす

祐side




昨日、結衣と初めて結ばれた。

好きなやつとするの初めてだったから、すげー緊張した。


ますます結衣のこと好きになった。


このままだと俺、結衣に溺れそう。


「なぁにニヤニヤしてんだよ、祐たん」

声のするほうを見ると、駿が立っていた。


「別にしてねーよ」


「いや、してた!俺は見たぞ!」


はぁー。
ほんとにめんどくせー奴だな。

「それより聞いてよ祐たん!昨日舞からチョコ貰っちゃった〜♪」

「はいはい、よかったですね」


最近駿は口を開けば舞ちゃんのことばっか。

それだけ好きってことなんだろうけど、正直俺にもノロケさせてくれ!って思う。

< 127 / 221 >

この作品をシェア

pagetop