どーるぷりんせす



「かっこよくないっ?!」


舞が顔を赤くした。


お、舞が男の子を見て赤くなるなんて珍しい。

これはもしかして恋が始まる予感っ?!


「ねぇ、お願いっ!一緒に近くに行こう」


「でも遅刻になっちゃうよ」

「少しくらい平気!行こうっ」


舞はあたしの腕を掴んで歩き出した。


ほんと強引なんだから‥。

舞のそんな所が好きだったりもするんだけどね。


「やばい、近くに来たらやばい!」


< 15 / 221 >

この作品をシェア

pagetop