どーるぷりんせす
「結衣‥」
今まで会えなかった分、優しく結衣に口付ける。
「ん‥っ」
少し苦しそうな結衣だけど止めない。
止められない。
「‥っはぁ」
どれくらいキスをしていただろうか。
離れると、肩を揺らして呼吸をする結衣。
そんなに苦しかったのか?
「祐くん‥相変わらずだね」
「結衣も相変わらず照れ屋。」
キスだけで赤くなる結衣が可愛くて仕方がない。
「クラス見に行こ」
結衣の手を引いて掲示板の前に行く。
もうみんなクラスに入ったのだろう。
そんなに人が居なくて簡単にクラスを確認することができた。