どーるぷりんせす
「はぁー‥」
なんでこうなっちゃうんだろ。
あたしは祐くんもお仕事も、大事にしたいだけなのに。
どうも上手くいかない。
いっそのこと祐くんと別れちゃおうかって考えたりもした。
けどやっぱり祐くんの側から離れるのはいやだ。
どんなに喧嘩しても、祐くんを好きな気持ちは変わらない。
じゃあお仕事をやめる?
‥それも無理。
あたしの事情で辞めるなんて無責任すぎる。
それにこのお仕事、大好きだもん。
絶対に辞めたくない。