どーるぷりんせす




──────────‥



「なんでーっ?!」


夕方。
イチャイチャタイムを満喫している時だった。


まさかの鈴木さんからのお仕事メール。



「明日仕事とか‥」


一番大事な日なのに!

見送り行けないじゃーん!


「いいよ、別に。永遠に別れるわけじゃないだろ?」

「そうだけどー‥」


でもやっぱり最後は見届けたいよ。

‥でも仕事は休めない。

「はぁ‥」

本当最悪。
ついてないな、最後まで。

「‥またすぐに会えるから。」

「‥メールいっぱいしてね?」


「ふっ」と優しく笑うと、祐くんは優しい優しいキスをした。

祐くん、離れていてもずっと大好きだからね‥?


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