どーるぷりんせす




いつもは断る女とのアドレス交換。

今日はなぜか断らなかった。

いや、断れなかった。


気付いたら体が勝手に動いてた。



「祐たん、恋っていいぜ」


「なにキメてんだよ気持ちわりーな。」


「気持ちわりー言うなーっ!」


恋なんて俺とは無関係な話だ。



─────そう思っていた。


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