どーるぷりんせす
「祐がキスしてくれるまでやめない。」
俺の制服の裾を掴んで上目遣いで言ってきた。
死んでもコイツにキスしたくない。
コイツにキスするくらいなら駿にキスしたほうが全然マシだ。
「そこら辺の男とでもしとけ。」
そう言い残して猛ダッシュ。
校門めがけて走る。
結構足には自信がある。
あのぶりっこぶりぶり女は絶対ついてこれないだろう。
校門を出て少ししてから振り向くと
やっぱりついてきてないみたいだった。
やっと逃げられた‥。