どーるぷりんせす



中庭を見てみると、祐くん達が踊っていた。


そのすぐ側では舞がお弁当を食べていた。



「舞っ、祐くん!」


舞たちに駆け寄る。

「あ、結衣!仕事終わったの?」

「うんっ!」



祐くんと会うのはメアドを交換したあの日以来。


だから少し緊張する。


「‥よっ」


祐くんがあたしの頭をぽんっと叩く。


「あ、久しぶりっ」


緊張してるのを気付かれないように、笑顔を作る。


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