どーるぷりんせす
「なんつーか‥あれだよな。あいつら似た者同士で結構似合ってると思わねー?」
「確かにそうかも。お似合いだね!」
いいなぁ、舞。
やっぱり好きな人と付き合えたら幸せなんだろうな。
あたしも祐くんと付き合えたら幸せだろうな‥。
えっ?
祐くんと?
あたし何考えてるんだろう。
最近なにをしていても祐くんのことばかり考えちゃう。
ほんとおかしい、あたし。
「舞、どうした?顔赤いよ?」
「‥っ」
祐くんはそう言いながらあたしの頬に手を添えた。
やばいやばいやばいっ!
恥ずかしいーっ!
「きょっ、今日は良いお天気ですわね!」
祐くんの手を退けながら話を帰る。
「ぷっ、なんだよそのしゃべり方。」
「や、あのっその‥」
祐くんは苦しそうにお腹を抱えて笑ってる。
どうしよう、笑われちゃった!
変な奴だと思われてるよっ、どうしよう、どうしようーっ!