どーるぷりんせす



先生に着いていくと、生徒相談室という所に着いた。

入るとそこにはダルそうに座る祐くんと、落ち着いた様子の麗華ちゃんがいた。


「結衣‥」


あたしが入ると祐くんが目を見開いた。


あたしは軽く微笑むと、近くにあった椅子に座った。


「‥‥」


あたし達の間には重苦しい空気が流れている。


チラッと祐くんを見てみると、祐くんもあたしを見ていたみたいで目があった。


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