どーるぷりんせす



───────────‥



「祐くん、プリクラ撮ろうっ!」

「おう」


ゲーセンについたあたし達は、真っ先にプリクラの中に入った。


憧れだったんだ!
彼氏とプリクラ撮るの。

まさに今まその夢が叶おうとしている。


「ほら、祐くん笑って!」

「これ意外とハズいな」


『カメラを見てね!3.2.1!』

カシャッ


「うお、すげー!目超でけー!」

祐くんはあまりプリクラを撮ったことがないのか、撮れた画像をみて笑ってる。


そんな祐くんがかわいくて自然な笑顔で撮れた。


「なぁ結衣、ちょっとこっち見て」

「へっ?」


チュッ


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